アーティスト活動をしていた頃に感じた事は、アーティストと仲良くなれるファンとそうでないファンがいるということ。
ファンの子と交際するにしても、当然いきなり付き合うということではなく、ファンから友人になり、いつの間にか付き合っているというパターンが多い。
しかし、アーティストにも「好きなファン」「苦手なファン」がある。こればかりは表面上は平等を装うが仕方がない。
そして、苦手なファンと思われてしまえば当然ほかのファンに差を付けられてしまうし交際する事もできない。
この記事では、ファンが自分の存在をアピールしてアーティストと仲良くなる為の作戦をお届けする。
わたしの経験則と肌感では、接点さえ持つことができれば音楽アーティストと交際することは決して難しくない。
連絡先を交換するタイミングが来たら
あなたの中で「なんか連絡先を聞けそうかも」というタイミングが来ていると感じたら。
どうか焦らないで欲しい。
「LINEとか聞いても良いですか」と正面から聞いて、1度断られたら、その後連絡先を手に入れられる可能性は絶望的に下がる。
ファン発信の連絡先交換は不要。
最終的に、連絡先を交換したバンドマンと交際がしたい。という目標がある前提で話を進める。
仮にあなたが番号を聞くことに成功した場合のメリットを考えてほしい。
ひとつは自慢できる。友人に「聞いちゃった!」と伝えれば、激しい優越感に浸ることができる。
ただし友人の嫉妬をかえば、大きなリスクにしかならない。
番号を聞かれる側の心理は、仮に教えたとしても気持ちが前向きでなければ、当たり障りのない返信しかしないし、LINEによって距離が縮まることもない。
色仕掛けは有効な可能性も
音楽アーティストやバンドマンには性欲が服をきて歩いているタイプも多い。
自己発信で聞いたLINEであっても、あなたがもし「わたしは率先して誘惑するよ!」というスタンスが固っているのであれば、たまったコンディションの獲物が釣れる可能性はある。
実際の印象ありきのLINE
実際にイベントで会っているファンとLINEをやりとりして、アーティストの心情が、いきなり恋心へ発展することはまず無い。
あった時にドキドキする相手じゃないのに、LINEでドキドキさせられるのであれば、相当な文才の持ち主。むしろ実際に抱いた印象はイマイチなら、文才があっても先入観を超えられない。
逆に。実際にイベントであなたの事を「この子いいな」と思わせた上でのLINEのやりとりであれば、短い期間でもキッチリ距離が縮まるし、交際もじゅうぶん有り得る。
連絡先はなんとしも「聞かせる」
「連絡先を知っていた方が良いかも」という会話をなんどもしながら、相手から聞かれるまで粘ってほしい。
「そういや連絡先知らなかったんだね。教えておいて」と言われるくらい距離が縮まっているのが理想。
なんとかして、相手発信で番号を聞かせることができれば、相手の心のなかに「自分から連絡先を聞いた」という先入観を植え付けることができる。
つまり、ファン発信で聞けば「コイツめんどくせぇな」と思われかねない案件でも、自分発信で聞くたという事実があれば「俺。この子に前向きなのかも」と思わせる事ができる。
間違いなく、早い段階で聞いてしまって不毛な連絡をとりあうより効果がある。
バンドマンのお気に入りになる1歩【名前を覚えてもらうには】
ファンであればアーティストに自分の名前を覚えて貰いたいと考える。いざ名乗る機会がくると「リサです」という具合で下の名前を名乗ってしまいがち。
苗字が気に入らない。苗字が可愛くないとい考えは解らなくもない。ただし、下の名前を名乗ることは、沢山のファンの中から自分だけを覚えてもらうには効果的とは言えない。
まず、顔と名前を覚えてもらうなら名字で名乗ること。
『りさです』『りえです』『えりです』『いしかわです』
4名のファンが名前を伝えてきた場合、わたしなら石川さん以外はその場で忘れる。
女性の下の名前は、エミ、エリ、リエなど聞きざわりの似た名前が多く漢字も複数パターンがあるので、わざわざ漢字を覚えようとは思わない。
結果、似たような字面のカタカナが脳内で混同してしまい誰が誰だか解らない。
対して「いしかわ」と聞いて「石川」が浮かばない人はいない。名字であれば、聞いた瞬間に漢字が浮かぶものが多く、脳に定着しやすい。
特徴があって覚えやすい名前でなければ、苗字で名乗るほうが覚えてもらえる可能性が上がる。
職業や特徴を添えると効果大
アーティストに確実に覚えてもらう為には、見た目以外にある自分の特徴を刷り込むと効果的。
看護師の石川です。お見知りおきを
すこし恥ずかしいかも知れないが、仮に名前を思い出してもらえなくても「あの看護師の子」と記憶に残る。
肩書をひとこと添えることはとても重要。
最初から職業を名乗るのは難しい場合は、会話の中の流れで職業を伝える。
イケサバさん良いカタチの血管ですね。
血管にいいカタチとかあんの?
血が抜きやすそうな腕だなぁと。笑
早い段階で自分が看護師であることを伝え認識させる。職業でなくても、趣味や特技でも構わない。
特徴を覚えてもらうだけでも、他のファンより1歩リードできる。
聞かれる前に先に名を名乗る
アーティストとの距離が近いと「わたしのこと覚えてます?」と質問するファンはよく見かける。
この質問は、覚えていたとしても質問が図々しく感じる上に、覚えてなかった場合に相手に申しわないという気持ちを持たせるので、百害あって一利なし。
相手に覚えられている自信があっても、先に名乗る事が大事。
「覚えてもらって嬉しい」を追求するより、覚えられていなかった場合に、気が利くファンでいられるかが大切。
お世話になってます。以前ご挨拶しました看護師の石川です。
真面目か!知ってるよ!いつも有難う!お世話になってますって笑
毎日イケサバさんの楽曲を聴いているので、日ごろからお世話になっているという事で笑 大変お世話になっております。
さきに名乗ることで、相手が忘れていたとしても、覚えていたふりをさせてあげる事ができる。
質問をして相手を追い詰めるより、親切で好感がもてる。
SNSを使ったアプローチの注意点
新人アーティストにとって、ファンによるSNSでのサポートは多きい。拡散に協力すれば感謝もしてもらえるし、仲良くなれるだろう。
しかし、男性アーティストは、宣伝に協力してほしいと思う反面、他の女性ファンの目にとまるような目立つ文章やアピールを嫌う。
とくに注意すべきなのはアーティスト本人との会話があった場合のSNS発信での取り扱い。
素敵な話が聞けた。感動した。などの体験は、ついSNSで自慢したくなりますが、発信の仕方に注意が必要。
ライブ後にばったり会ったイケサバくんと深い話ができた。悩みが吹き飛んだし「お互い頑張ろうね」って言ってもらえたから、この言葉を宝物にしようと思う。(SNS投稿)
(なにこの女。嫌なコ!お互い頑張ろうって、イケサバ様は既に頑張ってんのよ。あーたが1人で頑張んなさいよ!)(SNS投稿)
。。。フェイクにおわせ。。
同性の場合はあまり問題ないが、応援する相手が異性のアーティストの場合、他の女性ファンからの見られ方にも注意と工夫が必要。
年上女性を武器にする注意点
目当ての男性アーティストが年下の場合、女性ファンは母性を武器に出来る。落ち着きがある、会話が合うなど年上の女性は音楽アーティストからかなり人気がある。
ただし、母性を発揮する場合は母の要素が女性の魅力を上回らないよう注意が必要です。
上品さ。または妖艶さ。女性的なアピールを犠牲にして、母性だけを発揮すると、肝っ玉母ちゃん感が出てしまうので注意。
お疲れ様でした★凄い汗ですね!
やっだ!あんた!汗だくやん!ちゃんと汗拭かきなさいな。ほらポカリ飲みなさい。汗拭いたろか?1滴残らず拭いたろか?なんなら吸うたろか!やっだもう!
いや。堂々たるポカリ持ち込み・・・
あくまでも、女性として接してもいたいと思う場合は、絡みやすさ、接しやすいキャラを作りすぎるの良くない。
意図せず「おかあさんみたいな存在」と位置づけされないように注意。
サディスト女性のアプローチの注意点
他のファンとの差別化を計る為には、性格やキャラに特徴があるのは強み。
ただし、Sキャラ(サディスト)の女性は要注意。実際の性格の場合も、キャラづくりの場合も同様。
上から目線の会話は、ファンの女性の中では珍しく、表面上は面白がってもらえるが、女性として好かれるかと言えば難しい。
ドラマのようにはいかずリスクが高いと覚えておこう。
うん。そうだなぁ。正直。前のステージの方が良かったかな。歌にイマイチ気持ちがのってない感じがしたし。何か嫌な事でもあった?相談のろっか?
・・・だね笑 次がんばるよ!(この人。うるさぁ。。)
アーティストの多くは、どんな言葉にも笑顔で応じてくれるが内面が繊細。
サディストキャラに徹するあまり、アーティストに不愉快な思いをさせていないか注意。
女性には【落ち着き】を求めている
めったに喋れる機会のないアーティストとの会話が出来ると、つい舞い上がってしまう。
すると「カッコイイ」「ヤバイ」とアーティストに向かってハシャギ散らしてしまう。アーティストからすれば有難いリアクションだが、そのスタンスでは仲良くはなれない。
顔を覚えて貰えるよう、少しでも長く会話が出来るような戦略を用意しましょう。
独り言を言いたい場合は、突き抜けた表現が必要です。
ヤバイ!まじでイケメン過ぎて直視できねぇ!誰か歩行不可能なくらい真っ黒なサングラスもってきてくれ!いや。見たい!この距離で焼き付けたい!
ワタクシのこの粗末な顔面を覆い隠せるだけのLサイズのサンバイザーと、隙間から覗く許可をくれ!
そしてこの千載一隅のチャンスをモノに出来ないワタクシの愚かなマインドと遺伝子を末代まで呪ってくれ!
・・・(この子だいじょうぶか。)
せっかくのチャンスにただミーハーとして騒ぐだけでは、もったいない。
シオサバ考案の戦略【まぼろし】
運よく、暇そうにしているアーティストに声をかける事が場合はなるべく長く会話がしたいところ。
「好きです」や「応援してます」と早々に伝えてしまうと、アーティストは「ありがとう」と答え、そこで会話が終了する。
ラリーが続く会話の技「まぼろし」の使い方を解説。
この間、渋谷の道玄坂のコンビニで、イケサバ君を見かけました。
え!?ほんとに?いつごろだろ(ドキドキ)
発見場所をホテル街など、スキャンダルの香りがするエリアに設定すると、アーティストの食いつきが良くなります。
行ってないと思うけどなぁ。。本当に俺だった?
え。見間違いかな。。。想いが強すぎて、ついにマボロシがみえるようになったという事でしょうか笑
上記のように、ポジティブな勘違いとして「まぼろし」を用いることで、相手に不快感を与えずに会話を着地させることが出来る。
まぼろしは、以外に使われてい手段だと感じる。あるていど嘘をつききる度胸がないと「なに嘘ついとんの?」と思われてしまうリスクもある。
アーティストにお金を使う事が大切
身も蓋もない話だが、お金を使う人は好かれる。
お金はアーティストと関係者の生活を支える。関係者に愛されるファンはアーティストにも愛される。
感謝の言葉簡単に用意できるが、現金を作ることは自分の時間を犠牲にしないとできない。
バンドマンと連絡先を交換するまで まとめ
ファンがアーティストからチカラをもらうのと同様に、ファンはアーティストにチカラを与えている。
それでも、間違ったアプローチをすれば、相手から感謝されず嫌われてしまう事もある。
一つだけ確かな事は、細かい意識の違いが、結果的に大きな違いを生んでいるという事。
それでは、素敵なサポートを