歌手になる方法と手段は以外と多いね
いちおう毎年5000人規模のフェスとか出演してました。シオサバです。この記事ではあなたが歌手になる為の方法を8個紹介します。
自分がファンだった頃は、好きなアーティストを遠くから見る度に「どうやりゃぁ、あんな風になれるんだよ」と、よくため息をついてました。
ですが「迷う」「一旦考える」そんな守りの自分を捨てて「まずやってみる」ようにした結果
毎年音楽フェスに出演出来るアーティストになることができ。絶対になれないと思っていた歌手になれていました。
この記事でお伝えする「歌手になる方法」は誰でもチャレンジすることができて、誰でも結果を出すことができます。
歌手とは
伝えたい気持ちにメロディとリズムが付いただけ。それが歌だろ?
私がデビューする前は配信アプリなんか無かったし、歌う場所も、カラオケに通うお金も無かったからいつも夜の公園で歌っていた。
自分で作詞した歌をアカペラで歌い続けて、地元のヤンキーになんども笑われたけど、毎日歌い続けた。
ある日、いつもベンチで寝てたホームレスのおじさんに貰ったクシャクシャの1000円が私が歌で初めて稼いだお金。
おじさんは「元気でた!本当にありがとう」と言った。その日の歌の内容は「バイト先のイケメンが腹立つ」的な内容だったと思う。笑
数年後には歌で何万、何十万と歌で稼げるようになっていた。
不満、好き、悲しい、楽しい。なんでも良いけど
歌には 伝えたい事と想い が絶対必要。
それで少しでも誰かが元気になったり、気持ちが晴れたら、それはもう歌手だと言える。
歌手の種類と仕事内容
歌手 | 歌う人全般 |
シンガー | R&Bとか |
ヴォーカル | バンドの歌担当 |
アイドル | 歌って踊る |
ミュージシャン | ROCKとか |
MC(ラッパー) | HIPHOP |
DEEJAY | REGGAE |
シンガーソングライター | 作詞作曲して歌う |
演歌 | 日本の演説の歌 |
民謡 | 郷土の歌 |
声楽 | 人間の声の音楽 |
聖歌隊 | キリスト教の歌 |
童謡 | 子供のうた |
声を披露してお金をもらうという意味では、種類は違えどすべて一緒。
馴染みのないものだとDEEJAY。ラッパーぽい歌い方をする人でもジャンルがHIPHOPの人はラッパー。reggaeの人はDEEJAY(ディージェイ)と呼ぶ。
最近の人気アーティストはDEEJAYあがりの歌手も多い。
ちなみにターンテーブルを回すあのDJとは別です
歌手になるには・方法手段10選
歌手になる方法はオーディションだけじゃない。
ここでは実際に私がプロの歌手になる為にした事。友人のデビュー方法。現在プロデュース中の歌手のデビュー方法を全て紹介します。
小箱で歌って歌手になる
これ交通費程度なんだけど今日のギャラ。いつもありがとね。
やだなぁ兄さん5千円って笑。流石にこれじゃあカッコつかんでしょ!?
そっか。じゃあもう歌いに来なくていいよ。
嘘ですやん兄さん!もう!冗談は眉毛だけにしてくださいよぉもぉ
私はHIPHOPの小箱でデビューした
CLUBやライブハウスのことを業界人は「ハコ」と呼ぶ
「年齢的にまだクラブに入れない」と私も当時は悩んだ。同じ悩みを持つ人は、まずクラブに通っている大人と仲良くなろう。
BARは早い時間なら未成年でも入れるし、ジュースなら注文できる。liveできるBARはたくさんあるし早い時間のクラブ営業もある。
いろんなデビュー方法を試していく中で、必ず取り入れて欲しいのが 小箱デビュー 経験と感覚をつかむのにおすすめ。
「オープンマイク」というBARやclubは、客が参加して歌うことが出来る。
小箱のメリット
- 関係者と出会える
- ライブの時間をもらえる
- ノルマがない事もある(箱による)
- ジャンルごとの強いファンがつく
- オープンマイクも狙える
小箱のデメリット
- 怖い人がいる確率高い
- すべると地獄(大箱も)
- 酒が高い(1杯700円とか)
- ノルマが大変
ライブ配信アプリで歌手になる
私が目指してるは歌手。ライバーじゃないから。ほっといて。
お。アーティスト風ふかしてくんじゃん?いつまでカッコつけられるかな?
ライブ配信はプロモーションツールとしてぜひ取り入れたい
本格思考のシンガーは「ライバーか。なんか気が乗らない」と思う気持ちも分かる
ただ、それが客に媚びるだけの配信になるか、最高のコンテンツになるかは結局は自分次第だ。
私は現在ライバーのプロモーションも手伝っているが、担当する女性ライバーが配信初月、無名段階から6万円稼いだ。
トークが上手というのもあるが女性ライバーはかなり需要がある。音楽活動との合わせ技として、特に女性には活用してもらいたい。
音楽BARでLiveして歌手になる
ファン?逆にお金で買っちゃうぜ?大人の戦い方を見せてやるよ。マスター!とりあえずシャンパン入れちゃって!
「若くはないけど、金ならある」という社会人の歌手志望にオススメなのが音楽BARでのライブ。
LIVE機材が充実しているタイプのBARでは、定期的に音楽イベントをしている場所もある。
飲食での売り上げがメインなので、集客ノルマなく歌わせてくれる場所が多いことも特徴。
BARで沢山お金を使えば、店主が前向きになるので、常連を巻き込んで活動を応援してくれる。
資金力に自信がある人は、音楽BARを攻めるのがよい
ボーカルオーディションで歌手になる
決心がついたらオーディションはすぐに挑戦した方が良い
私もエイベックス関連のオーディションの準決勝まで残った事があるが、度胸がつくし、運が良ければ関係者とのつながりも出来る。
私の歌唱力は正直、中の上といったところ。それでも実際に準決勝にすすめたのだから、まぁ歌は歌唱力だけじゃない事は確か。
とは言え「オーディションには参加資格もあるし結局挑戦出来ない」自分もそう考えていて、挑戦はかなり遅かった
そんな人は、年齢制限なしで、参加費用無料のオーディションに是非挑戦してほしい。
チャンスを掴む可能性があるのは当然だし、挑戦して失うものは特にない
ボイトレ教室から歌手になる
俺は生粋のラッパーだから、ちまちまボイトレとかしねぇよ。
あっそ。ちなみにお前が憧れ倒してるエミネムは昔は声が枯れやすくて、ボイトレで直したんだがな、絶対ボイトレ行くなよ?
私はボイトレに通うのが比較的遅かったのだが「もっと早く通えばよかった」と感じている
「別に技術なんて自分で調べられるし」と当時からいろいろな本やCDで歌の勉強をしていたが、振り返れば習得にすごく時間がかかっていて、出来ていると思い込んでるだけの事もたくさんあった。
ボイトレに通って気がついたのは、技術だけじゃなく、先生のコネと生徒同士のつながり。
ボイトレ教室内の先生から、歌うステージを紹介してもらえる事もあるし、生徒からゲストで呼んでもらえることも良くある。
技術を学びながら、実践経験も詰めるので、ボイストレーニングは早めに通った方がよい。
路上ライブで歌手になる
路上ライブはあまりお勧めしない。
過去に路上から誕生した多くのスターから、良いイメージを持つ人が多いが効率は悪く、かなりの才能を要する。
機材、楽器、物販を毎回用意して現場まで運ぶ必要があり、天候や、電源供給、警察によるストップなどでカンタンに中止になるのも覚えておきたい。
女性はセキュリティ的にも危険なので、トライする場合は注意が必要
専門学校からプロの歌手になる
専門学校こそ前のめりにプロ狙っていけるよね
お金と時間に余裕があれば音楽の専門学校に行くのも良い。
現場の叩き上げアーティストは「専門学校は意味がない」と言うがそれはない。
学校は勉強以外にも色々なつながりを作れるので、常にチャンスを狙っていける環境にある。
学校を活用できるかは自分次第
楽曲を披露する
今日から俺の専属ビートメイカーにしてやるよ。イケてるビートよろしくな。
いや。君みたいな無名でイキってるヘボラッパーに与える楽曲は無いよね。
ちなみに。
僕は自分で音源もつくるけど、君に歌われるとビートの価値が下がると感じるから絶対に歌わないでね。
勝手に歌うなよ。サンプリングも止めてね。ほんと迷惑だから。
すっごい深く傷つけにくるじゃん。泣くぞ。てめぇ。
作詞・作曲が出来るなら、当然作品をYouTubeなどで公開していった方が良い。
「楽器一つも弾けないし、それは難しい」と思うかも知れない。
私もまったく楽器が出来ませんでしたが、今はPCやタブレットがあれば簡単に作曲が出来る。
自分で作るのも、既存のカラオケヴァージョンで歌ってみたを乗せるのも良い。
ただし、生のliveじゃないぶん、楽曲だけで勝ち上がるには、相当な才能がいることは確か。
自主レーベルで歌手になる
僕とか全部自分でやっちゃう感じっすね!正直会社の人間とかダルイっすね
(可愛くねぇ。このクソガキ干されたいみたいだな。)
歌を始める前に自分の会社、自主レーベルを立ち上げるのはあまりお勧めできない。
私は最終的に自分の会社をもったが、自主レーベルを作って失敗した友人が沢山いる。
名前が売れる前から、すべて自分でやろうとすると、制作やプロモーションをさばききれなくなる。
名前がある程度売れるまでは、色々な人に協力してもらうほうが近道ではある。
所属アーティストになる
メジャー・インディーズ。いずれにせよ少し人気が出るとレーベルから声がかかる
私の場合はインディーズだったので、取り分が多く、プロモーションは弱かった。
メリットや条件を精査しての契約にはなるが、新人であれば手が回りきらないプロモーションが大事なので
プロモーション能力がある会社かどうかは判断基準となるだろう。
歌手に絶対必要なもの・資格
歌手にまつわる資格を紹介するサイトはあるが、歌手に必要な資格はない。
一生歌手として食べていきたいなら、資格より実績とネームバリューだ。
現役時代にどれだけ名前が売れて。どれだけの実績を残せるかで生涯音楽で食べていけるかが決まる。
歌手になれる人 向き・不向き
あなたが「歌が好きだけど、自分よりも上手い人は周りにも既にいる」という理由で動きだせないのであれば
全く気にする必要はない。
世界にはさらに上手い人が5万といて、どうせ勝てないのだ。その勝ち負けとあなたに人気が出るかは無関係。
実際に私もデビュー当時、関係者が溜息をつくほど歌が下手だった。
続けて勉強し、努力すれば歌は上手くなるし、何より続けられる情熱とが大事
歌が上手いだけの人はいずれ辞めていくので恐れることはない。
歌を届けたい。伝えたい。自分の表現を貫きたいという人間が結局は強い。
ただし持久戦。体力勝負ではあるので、健康や経済力、身体づくりに自信がある人も向いている