自宅録音の必要機材【9アイテム】歌をキレイに録る方法!

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シオサバ

音楽アーティスト引退後は動画制作や音源制作、デザインの仕事をしています。シオサバです。

個人でも着うた配信やグッツ販売が可能になったが、音楽アーティストであれば、録音のクオリティにはこだわりたいところ。

当然、良い楽曲を作るにはプロの録音スタジオでエンジニアに録ってもらうのが1番良い。

とはいえ、新人歌手やアーティストには、高額なスタジオ代を捻出することは難しいし、練習やプリプロ(本番前の音源)を録るためにも自宅録音の技術は身につけておきたい。

この記事では、プロに匹敵する音源を自宅で録音するために必要な機材を紹介する。

オーディオインターフェイス

パソコンとマイクの間につないで綺麗に声を録音する装置。ギターなどの楽器の録音にも使える。

高いクオリティで歌を録音したい場合の必須のアイテムで、ここで予算をケチると、ゴールから大きく遠のく重要な機材。

よく「IF」と省略される。

シオサバ

パソコンとギターとか、パソコンとマイクとか、直接繋げるものもあるけど、結局パワー不足で綺麗に録れないから、オーディオインターフェイスは必須だね。1~3万円くらい予算くむと初心者に丁度いいよ

コンデンサーマイク

マイクには「ダイナミック」と「コンデンサー」があり、CDや着うたなどの音楽作品には基本コンデンサーを使う。

コンデンサーマイクはファンタム電源という電力の送り方を採用していてインターフェイスのPhantomスイッチをオンにすると使用できる。

・オンにしないとマイクが入らない
・オフにする前にマイクを抜いてはいけない

ダイナミックマイクの用途

「頑丈なマイク」落としても簡単には壊れない。人前でのライブに向いている。

ダイナミックには単一指向性という種類が多く、口の方向からだけ音を拾う。

全方向から音を拾うマイクだと、ライブ中に最前列で発狂するお客さんの声もスピーカーから流れてしまう為。単一指向性マイクが使われる。

コンデンサーマイクの用途

「繊細なマイク」衝撃、湿気にとても弱いが、輪郭のハッキリした綺麗な音が録れる。大事に扱わないとすぐ壊れる。

[su_box title=”シーン別マイク” style=”bubbles” box_color=”#0e63ae”]CD作品の録音 コンデンサー
人前で歌う  ダイナミック
ライブ配信  お好みで
編集して配信 コンデンサー[/su_box]

コンデンサーは風の吹いていない部屋でもわずかな空気の音を拾うので、使いにくいと思われているが、リフレクションフィルターを使えばカンタンに風の音をカットでるので問題ない。

おすすめのダイナミックマイク

録音では使わないが、ライブをする人は自分専用マイクを持ち歩くと良い。ちなみに、ライブハウスやクラブだとシュアーの58マイクが定番。

メンテナンスされていないまま店舗に放置されたマイクはヘッドのスポンジにツバやホコリがたまっていて、詰まった音になり、綺麗な声がでない。

自分専用のマイクを手に入れたら、メンテナンスはしっかりをすること。

ゼンハイザーe935はラッパーにもおすすめ。男らしいイカツイ声が出したいと思ったら、まず低音域を鍛えてからだが、58より声に重みとパンチが出せる。

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女性におすすめのマイクは、わたしの友人の女性バンドボーカルが使っていたマイク。audio-technica AE6100
 
あなたがバンドボーカルなら、後ろが生音なので、ある程度パワーも欲しいし、女性らしい高音の抜けも欲しいところ。
 このマイクは男性におすすめしたゼンハイザーより抜けがよくて程よい柔らかさもあるという印象。

ゼンハイザーシリーズでe945は、e935より更に人気。

おすすめのコンデンサーマイク

筆者が初代で使用していたはロードのコンデンサーマイク。パッケージを見ると「チャラくない?」と感じるかも知れないがクラブミュージック系のアーティストのスタジオでもよく使われる定番マイク。

繊細というよりは無骨なイメージ。ちゃんと綺麗に録れるし、安すぎるマイクのようにモコモコしない。かといってシャリシャリもしない。それが安定のロード。

 
MXLもリーズナブルでおすすめ。音に全くパンチがないので、初心者は物足りないかもだが、癖がないところが良い。
 
 自分でトラックを作ったり、声のミックス・マスタリングをするようなったら、なんの誇張もない、さらの声が欲しくなる。そんな人にはMXLがおすすめ。

リフレクションフィルター

とても重要。コンデンサーマイクを囲うように設置すると、録音時に入り込む「サーーー」という空気の音が消せる。

ノイズはあとから消せない、ノイズゲートで消すとしても音源のクオリティが下がってしまう。なので、できるだけ綺麗な録音を心がける。

リフレクションフィルターの囲いがあるだけでクオリティが大幅に上がる。絶対に持っておきたいアイテム。

サバラップ

リフレクションフィルターって、マイク立てるだけじゃ仕事してる感無いから、立てる事でプロ感出す為のオシャレアイテムだと思ってたぜ!

シオサバ

お前みたいに見た目を着飾るだけで本質の見えていない奴はモノゴトの浅いとこだけを一生懸命追っているから結局何も理解出来てないんだよな。

サバラップ

言い過ぎだろ。泣くぞ。

おすすめのリフレクションフィルター

空気の音を吸えばなんでも良い。正直ここにお金をかけるべきではないので、持っているスタンドに接続できればなんでもOK。

マイクスタンド

マイクスタンドは必須。マイクは手で持たずに固定して録音する。

録音時になるべくマイクと口の距離が変わらないように歌う事で楽曲のクオリティが上がる。

マイクスタンドは、卓上タイプより、立って歌えるものがよい。立ち用のスタンドを1本持っていれば直立と座り両方の録音に対応出来る。

ポップガード

「ボフッ」というマイクにぶつかる息のカタマリを拾って発生するノイズを防ぐ。

安く手に入り良い結果が得られるのでオススメ。金属タイプは仕事してくれなそうだが、意外と大丈夫。ここも絶対買うべきアイテムだが、高額なものはいらない。

マイクケーブル

キャノンケーブルかピンプラグがオススメです。広くマイクに使われている規格で、丈夫でしっかり固定出来る。

ミニピンプラグでも良いが、クオリティの高いものを作ろうとすると、おのずとキャノンやピンの製品になるだろう。

シオサバ

ケーブル類は、差し込む側を オスって呼んで、差し込まれる側をメスと呼ぶから覚えといて。

サバラップ

なかなかセクシーだな。気に入ったよ。

 

モニタースピーカー

モニスピは味付けなしの音が出るスピーカー。一般的な市販のスピーカーは低音や高音がオリジナルより強調される為、音源本来の音が解らない。

何処で、誰が、どの機械で曲を再生してもキレイに聴こえるように作るために、味付けなしのスピーカーで録音と制作をする必要がある。

モニターイヤホン

味付けなしの音が聴けるイヤホン。市販のイヤホンは低音や高音を、原曲より強調している。

住んでる家があまり大きい音を出せないの場合、日中はモニタースピーカーで、夜はモニターイヤホンと使い分けても良い。

録音や制作の現場でよく使われているど定番のヘッドフォン。音源制作にも使えるけど、スタジオのブースでよく使われているイメージ。

録音ソフト

筆者のおすすめはスタジオワンです

protools、Cubase、SONAR DTMソフトは多数ありますが、これから始める初心者であればスタジオワンはオススメです。

[su_box title=”初心者にオススメの理由” style=”bubbles” box_color=”#0e63ae”]・ほとんどの作業をドラッグ&ドロップで出来る
・ダウンロードで今から出来る
・ゆえに操作しやすい。
・動作がとても軽い。
・無料版でもいい仕事をする。
・プロフェッショナル版も安い。[/su_box]

スタジオワンのダウンロードとインストール方法がスリープフリークスで詳しく解説されている。

sleepFreaks studio one

自宅録音の必要機材【9アイテム】まとめ

本記事のアイテムを使えば、自宅でも高いクオリティの録音が可能。

DTMソフトを使えば、録音の他に自分だけの楽曲を制作することもできる。

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